グリッドデータからDEMラスターへの変換
数値標高モデルを記述しているグリッドデータ (1格子点1行で x, y, z 座標が記述されているテキストファイル) を点群として読み込んでDEMラスターに変換し、GeoTIFF形式のファイルに出力するFMEワークスペース例です。
ダウンロードファイル (*.zip) には、次のふたつのワークスペース例が含まれます。
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s1_グリッドデータダウンロード.fmw : G空間情報センターのグリッドデータプレビューページの操作によって作成したダウンロードファイルのURLリスト (urllist.txt) に基づいて、グリッドデータをダウンロードします。
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s2_グリッドデータをGeoTIFF形式DEMラスターに変換.fmw : s1でダウンロードしたグリッドデータを点群として読み込んでDEMラスターに変換し、GeoTIFF形式のファイルに出力します。変換結果のGeoTIFFファイル名 (拡張子を除く部分) は、グリッドデータのファイル名から取得した国土基本図の図郭コードとなります。
サンプルとして「VIRTUAL SHIZUOKA 静岡県 富士山および静岡東部 点群データ / LPデータ グリッドデータ」のプレビューページの操作によって作成したURLリスト (urllist.txt) を同梱しています。
インターネットに接続している環境で、このURLリストを入力データセットとして指定して s1 ワークスペースを実行すると、リストに記述されたURLからグリッドデータがダウンロードされます。
次に、ダウンロードされたグリッドデータを入力データセットとして指定 (複数可) して s2 ワークスペースを実行すると、それらのグリッドデータがDEMラスターに変換され、GeoTIFF形式のファイルで出力されます。ダウンロードしたグリッドデータは zip 圧縮されていますが、それらを解凍する必要はありません。zip ファイルのまま入力してください。
s2 ワークスペースにおけるリーダーやいくつかのトランスフォーマーのパラメーターは、サンプルデータの仕様 (下記) に基づいて設定しています。
- ファイル単位 : 地図情報レベル500国土基本図図郭 (400m x 300m)
- ファイル名 (拡張子を除く部分) : {国土基本図図郭コード}_DEM
- 格子点間隔 : 0.5m x 0.5m
- フォーマット : 1格子点1行で、x座標 (東西方向), y座標 (南北方向), z (標高) (単位:m) の順にスペース区切りで記述。列名行なし。
これと異なる仕様のグリッドデータの変換に応用する場合は、リーダーやトランスフォーマーのパラメーターの設定を適宜修正してください。
これらのワークスペース例は、FME 2024.1.3 以降のバージョンの FME で実行できます。 詳細については、ワークスペースを FME Workbench で開いてご確認ください。
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追加情報
フィールド | 値 |
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最終更新 | 2025年5月2日 |
データ形式 | fmw |
ライセンス | クリエイティブ・コモンズ 表示 |