国土基本図図郭の処理
FME Hub で公開している国土基本図図郭処理用の次のカスタムトランスフォーマーの動作を確認するためのワークスペース例です。
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JpKokudoKihonzuBuondsExtractor : パラメーターで与えられた図郭コードが表す国土基本図図郭の境界座標を求めます。また、Replace Geometry with Map Extents パラメーターを Yes に設定することにより、その図郭の範囲を表す矩形ポリゴンを作成することができます。
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JpKokudoKihonzuMapCodeExtractor : 入力フィーチャーの代表点 (境界座標列の先頭の頂点, バウンディングボックス中心ポイント, または重心ポイント) を含む国土基本図図郭の図郭コードを抽出します。
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JpKokudoKihonzuGridAccumulator : 全ての入力フィーチャーをカバーする範囲の国土基本図図郭ポリゴンを作成します。
これらのトランスフォーマーは、地図情報レベル 50000, 5000, 2500, 1250 (注), 1000, 500, 250 の国土基本図図郭の処理をサポートします。
注: 「公共測量標準図式 数値地形図データファイル仕様」では「地図情報レベル1250」の図郭割りの仕様は規定されていませんが、実務上、地図情報レベル2500の図郭の各辺を2等分して得られる図郭 (1km x 750m) もよく使われるので、その図郭コードの境界座標も求められるようにしました。
JpKokudoKihonzuBoundsExtractor は、Map Code パラメーターで指定された図郭コードの書式に基づいて、地図情報レベルを自動的に判定します。ただし、地図情報レベル1250と地図情報レベル500の図郭コードは書式だけでは判別できません。デフォルトでは、8 桁で末尾が数字である図郭コードは地図情報レベル500であると判定します。8 桁で末尾が 1-4 の図郭コードを地図情報レベル1250として扱いたい場合は、Support Map Information Level 1250 パラメーターを Yes に設定してください。
これらのトランスフォーマーは、このワークスペース例からコピーすることによって任意のワークスペースに追加して再利用できますが、FME Hub で公開しているものは必要に応じて更新することがありますので、できるだけ FME Hub から取得して利用することをお勧めします。
このワークスペース例は、FME 2024.1.3 またはそれ以降のバージョンの FME で実行できます。 詳細については、ワークスペースおよび各トランスフォーマーの Help をご参照ください。
なお、このワークスペース例にサンプルデータとして同梱しているグリッドデータファイルのダウンロードURLリストは、G空間情報センターで公開されている VIRTUAL SHIZUOKA 静岡県「伊豆西部」および「北部(南アルプス)」点群データ / LPデータ グリッドデータ のプレビューページの操作によって取得したものです。
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追加情報
フィールド | 値 |
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最終更新 | 2025年5月1日 |
データ形式 | fmw |
ライセンス | クリエイティブ・コモンズ 表示 |